選択A

亜輝斗<光騎。こいつ、少し生意気じゃない!?>

僕は、僕の道を行く。

自分らしく。

誇りを持って。

信じた人を守り抜く。

例え、立ちふさがるものが何であっても…

例え、大きなものを失ったとしても…


「そうだな。わめかれても困るが。まあ、いいや。何も言わないのなら何してもいいだろう。」

 そういうと、ガルがはっとしたの顔つきをする。

「いいよ。なら、もっと屈辱的にしてやるよ。」

 そういうと、俺はガルの羽交い絞めを緩めた。もはや力は残ってないようで、ガルはぐったりとリングに沈んだ。

「あの日、ガルが亜輝斗にしたこと。それを僕が再現してやる。」

 僕は自分のトランクスを下げ、自分のモノを取り出した。そして、ガルの髪の毛をつかみ、顔に僕のモノを押し付けた。

「咥えろよ。」

 ガルは、うつろに目を開きながら俺のものを眺める。だけど、口を開こうとはしなかった。

「俺のこと、好きなんだろ?俺をいきり勃たせてくれよ。」

 あざけるように言うと、ガルは体勢を立て直し俺のものをしゃぶりだした。

 ぺちゃぺちゃとした音がこだまする。

 誰もいないリング、だからこそ、余計に背徳感をあおられ、僕は興奮をしていった。

「はぁ…いいよ、ガル。やっぱりガルは、誰かに尽くすほうが向いている。もっと、もっと僕をいきり勃たせてよ…」

 そのとき、僕はあることを思いついた。

「いや、やっぱりいい。もっとガルには面白い舞台を用意するよ。」

そういった僕の顔は、ガルにどう映ったんだろうか。ガルはただ、力なく頷くだけだった。

「!…痛い…!」

ガルが苦痛にうめきを上げる。

あの後僕はガルのトランクスの後ろを半分ずらし、双丘の割れ目に慣らしを入れ、羽交

い絞めをしながら自分のいきり勃つものを突っ込んだ。痛みからの緊張が、程よく僕のモノを締め付ける。

「なかなか、いい締め付けじゃないか。」

「ん…ぐ……うぅ…!」

「…これで終わったと思うなよ。」

 腰を動かしつつ、低い声で言う。

 その瞬間。

ボスッ!

 鈍い音がし、亜輝斗の拳がガルにねじりこむ。

「ぐぅぅぅぅっ!」

 今まで沈黙を続けていたガルが声を上げた。

 その瞬間、僕のモノがガルの更なる奥へと埋め込まれる。

「……!すごい……!」

 あまりの快感に思わず声が出そうだった。

 俺が余韻に浸っている間も、亜輝斗はボディーブローを続けた。

 ガッ!ドグッ!バシュッ!

「………」

 ガルはもう、何もしゃべれないようだった。ただひたすら、亜輝斗の拳に耐えている。

 そして、

 ボグッ!

「―――!」

 大きな一撃とともに大きな快感が襲った。僕はガルの中に自分のものを解き放った。

 俺はガルから自分のものを抜き、解放してやる。

 ガルは何もいわず、どさっとリングに倒れこんだ。

もう、動く体力すら残ってないのだろう。

「これで十分だな。」

 僕はそういうと、リングから降り、自分の放ったものの後始末をした。

「光騎。」

「どうした、亜輝斗?」

「この後、俺の相手もしてくれよ。俺はまだ抜いてすらないんだぜ?」

「そうだな。ガルに見せ付けてやろうか。」

「どっちが攻める?」

「亜輝斗がやれよ。」

「いいのか?」

「僕は、亜輝斗のもの。見せ付けるには格好のシチュエーションさ。それに。もう僕は一回イってるしね。」

「そうか。じゃあ…」

 亜輝斗が僕の唇を奪っていく。

 それは先ほどとは違う、新しい快感であった。

 窓から差し込む月明かりに照らされ、2人はいつまでも体を重ねあった。

<大好きな人のために>

End